朝、今日やることをリストにしても、結局は来た順番でこなしているうちに、本当に大事な仕事が後回しになっている。「優先順位をつけて」と言われても、何を基準に並べ替えればいいのか分からず、締切間際になって慌てる——そんな感覚に心当たりはありませんか。
この記事でわかること
優先順位がつけられないのは、計画性のなさとは限りません。目の前に来た情報や頼まれごとに反応しやすい力の出し方と、「重要度から逆算して並べ替える」ことを求める今のやり方が、噛み合っていないだけのことがあります。無理に几帳面な計画型を目指す前に、自分がどちらの順番の決め方をしやすいかを知ると、締切に追われる回数を減らす工夫が具体的に見えてきます。
「優先順位をつけられないのは、計画性がない、要領が悪いせいだ」と考えられがちです。でも実際には、同じように締切に追われても、その原因は一様ではありません。目の前に来た情報や依頼に反応しやすい力の出し方と、事前に重要度を整理してから動く力の出し方の違いであることが多いのです。
たとえば、朝一番で今日やるべきことをリストアップしても、メールの通知が来た瞬間にそちらへ手が伸び、気づけば午前中が終わっている。進行中の重要な資料作成の途中で上司から「これ、今日中にお願い」と急な依頼が入ると、目の前に来たその依頼を先に片付けてしまう。夕方になって「あの資料、終わってないの?」と聞かれて初めて、順番を見誤っていたことに気づく——というような場面です。
つまり優先順位が決まらないのは、だらしないからではなく、目の前に現れたものへの反応の速さが、もともと強く出やすい力の出し方をしているから。反応の速さそのものは長所にもなり得るのに、「重要度で並べ替えてから動け」という求め方とズレたとき、締切に追われる形で表面化しやすいのです。
脳命算は、生まれ持った設計(命式)と、いまの脳の使い方(脳タイプ診断)を突き合わせ、その「ズレ」から“頑張っても報われない構造”を言語化する自己理解の枠組みです。命式に“目の前のことへ即座に力を発揮する”傾向が強く出ている人ほど、事前の計画づくりや重要度の整理を求められる場では負担を感じやすくなりがちです。
ここでいう「脳タイプ」は、脳科学の考え方をベースに、いまの思考や動き方の“傾向”を4つ(社長脳・職人脳・企画脳・人柄脳)に分けたもので、優劣をつけるものではありません。また、命式のもとになる算命学が占い由来であることも隠しません。当たる/当たらないを競う話ではなく、自分の順番の決め方の“型”を知るための材料として使っています。
自分がどちらの順番の決め方をしやすいかは、40問・約5分の無料診断で確かめられます(診断を始めるにはLINEまたはメールアドレスの登録が必要です)。
優先順位がつけられないのは、計画性のなさや性格の問題ではなく、力の出し方の“型”と、いまの仕事の求め方がズレているだけかもしれません。仕分ける・前日に一つだけ決める・確認する一言を返すという小さな工夫から、自分に合った順番の決め方を選び直してみてください。
※ 本コラムは自己理解のための情報提供であり、運命・吉凶・優劣を断定するものではありません。当てはまり方には個人差があります。