算命学の命式には、性質を表す十大主星のほかに、十二大従星(じゅうにだいじゅうせい)という星のグループがあります。ざっくり言うと、これは「その人に宿るエネルギーの大きさ」を表すもの。この記事では、十二大従星とは何か、そして“強い星=良い星”ではない理由を、やさしく整理します。
十二大従星とは、エネルギーの大小を12段階で表す星々です。人が生まれてから年を重ね、去っていくまでの“勢い”を、赤ちゃんの星から最も力の強い星まで、12種類に分けて捉えます。命式では、この星が初年・中年・晩年にあたる場所に配置され、人生の時期ごとの勢いの傾向を映します。
12種類は次の星です。
天報星・天印星・天貴星・天恍星・天南星・天禄星・天将星・天堂星・天胡星・天極星・天庫星・天馳星。
※ 各星の細かな点数・意味づけや配置の読み方は、流派によって異なります。ここでは大まかな考え方としてご紹介します。
結論から言うと、エネルギーが強い星が“優れている”わけではありません。強い星は、大きな仕事や勝負どころで力を出しやすい一方、力があり余って空回りすることもあります。逆に穏やかな星は、細やかさや持続力に向いています。
つまり、どのくらいの勢いで動くのが自然かという“燃費のタイプ”のようなもの。良し悪しではありません。
脳命算は、十二大従星を運勢の吉凶判定には使いません。「自分はどのくらいの勢いで動くと消耗しにくいか」を知り、いまの脳の使い方(脳タイプ)と合わせて、無理のないペース配分を選ぶ材料にします。強い星の人が全力で走り続ける必要はないし、穏やかな星の人が“勢い不足”を責める必要もありません。
※ 本コラムは自己理解のための情報提供であり、運命・吉凶・優劣を断定するものではありません。当てはまり方には個人差があります。