わからないことがあっても、「今さら聞けない」「こんなことも知らないと思われたくない」と飲み込んでしまう。結果として一人で抱え込み、時間をかけたあとに「早く聞いてくれたら良かったのに」と言われる——そんな心当たりがあるなら、この記事はあなたのために書いています。
この記事でわかること
先に言います。わからないことを聞けないのは、甘えでも度胸のなさでもありません。多くの場合、情報を「その場で確認してから動く」動き方か、「まず自分の中で組み立ててから、まとまった形で聞く」動き方かという、確認の出し方の“型”のズレが関係しています。無理に社交的にふるまおうとするより、自分に合った聞き方の型を知るほうが、早く楽になります。
「わからないことは聞けばいい」——正論です。でも、実際の場面はもう少し複雑です。たとえば、確認したいことがあって「あの、今ちょっといいですか」と切り出しかけたところ、相手が画面を見たまま「うん」とだけ返してくる。その温度差に気圧されて、「あ、やっぱり大丈夫です、自分で調べます」と引っ込めてしまう。結果、1時間かけて自己流で仕上げたものが、聞けば3分で終わったはずの確認のせいで、丸ごと作り直しになる——という経験がある人は少なくないはずです。
これは「度胸がない」「コミュニケーション力が低い」で片づけられがちですが、構造はもう少し違います。質問には、相手の作業を止めてでもその場で確認しに行く動きと、まず自分の中で情報を組み立ててから、まとまった形で聞きに行く動きの、大きく2種類があります。後者の動き方が自然な人にとって、「今すぐ、ちょっとしたことを、相手の手を止めて聞く」というのは、そもそも得意な動きではありません。つまり聞けなかったのではなく、その聞き方が自分の型に合っていなかった、というほうが近いのです。
脳命算は、生まれ持った設計(命式)と、いまの脳の使い方(脳タイプ診断)を突き合わせ、その「ズレ」から“頑張っても報われない構造”を言語化する自己理解の枠組みです。
質問の出し方にも、この視点は関わってきます。たとえば、物事の精度を高めてから動く力が強い傾向の人は、「情報が揃ってから聞きたい」という動きが出やすく、場の空気を読みながら人に合わせる力が強い傾向の人は、「相手の様子を見てから聞くタイミングを計る」動きが出やすい、というように。脳タイプは社長脳・職人脳・企画脳・人柄脳の4つに分けて捉えますが、優劣はなく、力の出る順序が違うだけです。まず自分がどの動き方に近いかを知ると、「聞けない自分」を責める前に、自分に合った聞き方を選べるようになります。
「もっと積極的になる」より先に、試せることがあります。
自分がどちらの動き方に近いかは、40問・約5分の無料診断で確かめられます(登録は不要です)。
※ 本コラムは自己理解のための情報提供であり、運命・吉凶・優劣を断定するものではありません。当てはまり方には個人差があります。