何度も見直したはずなのに、同じようなところでミスをしてしまう。「次から気をつけます」と言ってはみるものの、何にどう気をつければいいのか自分でもよく分からない。真面目にやっているつもりなのに、なぜか抜けが減らない——そんな感覚に、心当たりはありませんか。
うっかりミスが多いことは、性格のだらしなさでも、能力の低さでもありません。脳命算が見るのは、情報を確認する“順番”と、注意が向きやすい“対象”の型です。生まれ持った気質(命式)と、いまの脳の使い方(脳タイプ)がズレていると、本来は自然にできるはずの確認作業が後回しになり、それがミスという形で表に出てきます。型を知れば、気合いではなく仕組みでミスを減らせます。
ミスが多い人は、「不注意だ」「もっと気をつければ防げる」と思われがちです。本人も「次こそは」と根性で乗り切ろうとしがちですが、同じようなミスを何年も繰り返してしまう人は少なくありません。それは気合いが足りないからではなく、確認という行動が起きる“順番”そのものが、人によって違うからです。
たとえば資料を作るとき。先に全体の流れや結論を決めてから細部を詰めるタイプの人もいれば、最初から一つひとつの数字を確認しながら積み上げるタイプの人もいます。前者は「大枠さえ合っていれば大丈夫」という感覚で進むため、提出直前の見直しが“流し読み”になりやすく、後から「どうしてこの数字を見落としたんだろう」という抜けが起きやすくなります。一方で後者は一つずつ丁寧に見る分、スケジュールに追われて時間が足りなくなると、焦って最後の工程を端折ってしまい、そこでミスが出ることがあります。どちらも「確認はしている」のですが、確認する“タイミング”と“対象”が違うだけなのです。
さらにやっかいなのは、生まれ持った気質(命式)では一つずつ積み上げて確認したいタイプなのに、いまの仕事では常にスピードと全体像を優先する役回りを任されている——というように、先天の型といまの脳の使い方にズレがある場合です。この場合、本来得意なはずの確認作業がずっと後回しにされ続け、「気をつけているのにミスが減らない」状態が長引きやすくなります。
脳命算は、生まれ持った設計(命式)と、いまの脳の使い方(脳タイプ診断)を突き合わせ、そのズレから“頑張っているのに報われない構造”を言語化する自己理解の枠組みです。ケアレスミスについても、性格の欠陥として片づけるのではなく、「確認の型」が自分の自然な順番とズレている状態として捉え直すことができます。社長脳・職人脳・企画脳・人柄脳のどのタイプも、確認が得意か苦手かではなく、確認が“効きやすい場面”が違うだけで、優劣はありません。
自分がどちらの確認の“型”に近いかは、40問・約5分の無料診断で確かめられます(登録は不要です)。
うっかりミスは、直そうと根性を出すほど、かえって悪循環になりやすいものです。性格のせいにして自分を責める前に、確認の“順番”と“対象”という構造の問題として見てみると、対処の仕方が変わってきます。自分がどちらの型に近いかを知ることは、ミスを責めるためではなく、仕組みで減らすための材料にできます。
※ 本コラムは自己理解のための情報提供であり、運命・吉凶・優劣や医学的な診断を断定するものではありません。当てはまり方には個人差があります。