「言わなきゃいけないのは分かってる。でも、いつ、何を、どこまで話せばいいのか分からない」。気づけば黙って進めてしまい、あとから「なんで先に言わないの」と言われる——。そんな心当たりがあるなら、この記事はあなたのために書いています。
先に言います。報連相が苦手なのは、あなたの怠慢でも、社会人としての常識が欠けているからでもありません。多くの場合、意識が「完成させること」に向きやすいか、「経過を共有すること」に向きやすいかという、力の出る方向の傾向が関係しています。責める前に、まずその傾向を知ることが近道です。
「報連相ができない」と言われると、多くの人は「気が利かない」「隠し事をしている」「社会人としての意識が低い」と受け取ってしまいます。本人も、そう自分を責めていることが少なくありません。
でも、実際によくあるのはこんな場面です。任された資料を、誰にも相談せず黙々と仕上げて提出した。上司から「なんで先に相談しなかったの」と言われ、本人は内心「相談するほどのことじゃないと思った」「完成させてから見せた方が早いと思った」と感じている。これは隠したかったわけでも、報告を軽く見ていたわけでもありません。意識が自然と「仕上げること」に向いていただけです。
一方で、同じ場面でも「まず一言共有してから進めよう」と自然に考える人もいます。これは性格の良し悪しではなく、意識が向きやすい方向がもともと違うということ。結論や完成度を先に追いたくなる意識と、周囲との共有や着地点のすり合わせに先に意識が向く意識——どちらが優れているという話ではなく、自然に力が出る順序が違うだけです。
脳命算は、生まれ持った気質(命式)と、いまの脳の使い方(脳タイプ診断)を突き合わせ、その「ズレ」から“頑張っているのに伝わらない構造”を言語化する自己理解の枠組みです。
4つの脳タイプ(社長脳・職人脳・企画脳・人柄脳)に優劣はなく、力の出る順序が違うだけですが、結論や完成度に意識が向きやすい傾向のタイプは、経過の共有が後回しになりやすい場面があります。逆に、周囲との関係や場の空気に意識が向きやすい傾向のタイプは、共有はできても結論を出すタイミングで迷いやすいことがあります。どちらが欠けているという話ではなく、いまの自分の意識がどちらに向きやすいかを知っておくことが、報連相の“型”を作る手がかりになります。
この3つの手がかりは、40問・約5分の無料診断で確かめられます(登録は不要です)。
※ 本コラムは自己理解のための情報提供であり、運命・吉凶・優劣を断定するものではありません。当てはまり方には個人差があります。