実績関係ナシ!行政を巻き込んだ企画の5ステップ

これは2020年2月のお話しです。

アニソンJAZZという企画をつくり
横須賀市長に提案し、一緒にやっていこうと話になり
2020年の6月からアニソンJAZZプロジェクト開始という
ところまでは行きましたが
コロナが流行してしまい、
中止ということになってしまいました。
ただ、ここでは市長さんに行くまでの具体的な道のりを
お伝えしていきたいと思います。
そもそもこのアニソンJAZZとはなんなのか?
才能や技術はあるけど、
食べていけないんミュージシャンを
アニソン×JAZZで
応援していく音楽プロジェクトです。

企画の5ステップ

①アイデアを書き出す

そもそもの発端は
お金がなくて、バイトをいろいろやってた時に
コールセンターで働いた時
歌手やバンド、声優さんを目指している人が
多いということを気づいて
その人たちと仲良くなってカラオケとか行って
「歌うまっ」って思ったのと同時に
「もったいないな〜」
「それをどうにかしたいな〜」
となんとなく思ったことが発端でした。
その「勿体無い」をどう解決するのか?
そこで考えたのがグースハウスという
ユーチューブ上で活躍している人たちでした。
この人たちは、YouTubeでJPOPをカバーして
再生数を稼ぎ、有名になっていきました。
ここに着目しました。
「YouTube」と「JPOPカバー」
この二つが必要だということです。
つまりは、無名な人たちは
有名な人の信用をかりることで
露出しやすくなるという
予想を立てました。

②人に一旦言ってみる。やってみる。

そこでやってみました
カバー内容はイエローモンキーというロックバンドです。
当時2週間かけて1000回再生されましたが
わかったことは
・再生回数は稼げる。
・良い評価も悪い評価もそれなりに増える
・バイトしながら編曲、練習となるとなかなか時間が合わないので
数をこなせないということ
手応えとしては悪くはなかったのですが
数をこなせないことがネックでした。

③市場調査/分析

②でやったことを踏まえながら
市場分析をしてみました。
次は、上記でも書いたgoosehouseの影響もあり
JPOPカバーをやる人は多くいました。
その結果、音楽・音質・動画の
クオリティーが高くなっていき
参入ハードルが高くなっていきました。
この時使ったのがポジショニング分析です。
ポジショニング分析で大方わかったのが
同じ路線で行くとライバルが多い。
いわばレッドオーシャンという状況なので
参入が少ないカバー市場として探し
「アニソン」市場を決めました。
今のところ(当時)参入しやすいし
世界から見るとアニメフェスなど
日本のアニメの需要は年々増えてきてることも
理由の一つです
(再生回数が増えやすい可能性)
ただ、アニソンカバーでは弱い。
そこで、アニソン+?を検討する必要がある

④提案内容(コンセプト)

アニソン+?
?で大切なのはおそらく、専門性だと
つまり、狭い分野×専門性で新しい開拓ができるだろうと
考えた時に、JAZZギタリストさんと繋がることができた時
これだと思い
アニソン+JAZZという二つの要素を組み合わせて
差別化を図りました。
アニソンJAZZというプロジェクトを
作りました。

⑤企画書作成

企画書作成するにあたって、誰に聞いてもらうかを
考える必要があります。
この時の対象は横須賀市の市長さんで
仕事の都合上、僕はブレゼンできませんでした。
企画書を作成する上で
二つのことを考えなければなりませんでした。
市長の人柄とプレゼンターの人柄です。
市長の人柄は聞くところによると
情熱的な人で思いやりがある人
プレゼンする人は
僕のビジネスパートナーですが
こちらも情熱的で行動的な人
お互い情熱的な人ということだったので
ある程度具体的な話ではなく
横須賀市の未来をメインについて
話せるように企画書を作成しました。
1)横須賀市の背景
2)市場調査
3)アニソンプロジェクト
4)横須賀市の未来
細かい話は、担当者で済ませるという話にということを
ビジネスパートナーにしてと意向をお伝えして
必要なのは
「情熱」ですと(笑)
いざ、プレゼン当日になり。
結果、一緒にやっていこうとう話になりました。
その後は、コロナで話が流れてしました^^;